![]()
| 人工授精は精液を処理して動きの良い精子だけにしたものを子宮内に注入する方法です。精子の数が少なかったり(男性因子)、頚管粘液不良のため精子が子宮内に入って行けない(頚管因子)のが不妊の原因と考えられる場合に行います。ただしいろいろ検査しても特にどこも悪くないという原因不明不妊の場合にも行います。 朝のうちにご主人に精液を専用の容器に取ってもらい、それを持ってきてもらいます。あんまり朝早く取ると処理を始めるまでに時間がたちすぎて、精子の運動率が悪くなってしまうので出来れば朝7時以降にとってもらうのがよいです。当院にて取ってもらってもかまいませんが、トイレです(今のところ専用の部屋はありません)。 処理に1時間ほどかかります、子宮内に精子を注入する時は細長くて柔らかい人工授精用の針を使用します。このとき多少痛みがあることが多いようです(痛くない人もいますが、少数派ですね)。また少し出血することもありますが、長くは続きませんので心配はいりません。 よく体外受精と混同されている患者さんがいますが、体外受精では卵巣から卵子もとりだして卵子と精子を試験管の中で受精させますが、人工授精は単に精子をきれいに処理して子宮の中にいれるだけです。従ってその後の受精や着床は自然に行われます。人工授精の授精とは精子を注入すると言う意味です(ジュの字は授けるという意味のジュです)、体外受精の受精とは字も違いますが意味もまったく違います。 |
