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| 妊娠の36週以降の破水は特に問題になりませんが、それ以前の破水はちょっと問題です。特に34週以前の破水はプレタームプロム(preterm
PROM、良い日本語がありません要するに満期になる前の破水という意味です)と言って、胎児の肺が未だ未成熟のことがあるので人工呼吸器の設備とスタッフをそろえた施設に母体搬送します。特に30週より前の破水の場合は胎児の体重が1500グラム以下のことが多く、NICUという未熟児専門の施設でないと呼吸の管理(医学的な処置を行っていくことを管理すると言います)が出来ません。しかしこのNICUは各県にひとつずつ位しかないので、そこが満床の場合はほかの県のNICUを探してそこに搬送すると言うことになります。 大事なことはそういう風にならないように注意すると言うことです。確かに何の前触れもなく突然破水すると言うこともなくはないですが、多くの場合破水する前には切迫早産の兆候(おなかが張るとか出血するとか)が続いており、その時期に安静にしていれば破水は防ぐことが出来ます。おなかが張るときはこれくらいは大丈夫と思っても医師に相談して下さい。診察しなければ大丈夫かどうかは分かりません。 ところで36週以降の破水でも逆子の場合はちょっと問題です。それは臍の緒(臍帯と言います)が、羊水と一緒に胎児の又の間から子宮の外に出てしまうことがあるのです。これを臍帯脱出といいますが、陣痛が来ると臍帯が子宮の出口(子宮口)で締め付けられ血流が止まり胎児が仮死状態になります。非常に危険ですので緊急帝王切開をしなければなりません。従って逆子で破水した場合は陣痛が来る前に帝王切開するということになります。 |
