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| 胎児の大きさが週数に比べて小さいときにこのように呼びます。英語の略語でIUGRと呼ぶことが多いです。余談ですが似たような略語にIUFDと言うのがありますが、これは子宮内胎児死亡と言う意味でかなり違います。 胎児の大きさの目安 21週で400gくらい 27週で1000gくらい 30週で1500gくらい 32週で2000gくらい 34週で2300gくらい 36週で2500gくらい 推定体重がこれらの前後100gくらいなら特に心配する必要はありません(エコーの測定誤差もありますので・・・)。胎児の推定体重が小さい場合、単に小さな赤ちゃんが産まれると言うことだけではありません。小さな胎児は突然状態が悪化することがあるのです、いわゆる胎児仮死という状態に陥りやすいのです。入院して毎日胎児の心拍モニターをとって胎児が元気である事を確認したほうがよいことがあります。超音波で胎児に奇形がないかを調べることも重要です。モニターや超音波検査で特に異常がなければ、とにかく安静にして胎児を大きくします。安静にすれば胎盤の血流が増えて胎児の発育がよくなるのです。また妊娠中毒症があると胎児が大きくなりにくい傾向にあります。 推定体重が平均から大きくずれているときは妊娠週数が本当にあっているかどうかの再確認が必要です(妊娠週数は妊娠の初期だいたい10週くらいまでにエコーによる胎児の大きさから計算します。最後の生理からの週数と大きく違っていなければそのままにしますが、1週間以上違う場合は修正します)、従って病院に来たときにすでに20週になっているような場合は妊娠週数の確認がしっかりできませんのでこのような胎児に発育異常がある場合、非常に困ります。妊娠と思ったら早めに病院へ行ってエコーの検査を受けましょう、特にお産が4人目などという方が妊娠がかなり進んでから来院されることが多いようです。 小さな胎児も妊娠36週を過ぎると肺の成熟もよいので、心拍モニターで異常がなければ安心してお産することができます。2000グラム前後で生まれてもミルクや母乳の飲みもよいことが多く、しばらく保育器に入れて様子を見ますがすぐに保育器から出してふつうに育てることができます。 |
