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| 骨粗しょう症は老年期の女性に多い病気です。女性は更年期になると卵巣機能が低下してきて女性ホルモンが減少してきます。すると骨塩量(骨密度)が低下して骨はすかすかの状態になります。こうなるとちょっとしたことで骨折しやすくなるのです。この状態を骨粗しょう症と言いますが、整形外科で言う骨粗しょう症と産婦人科で言う骨粗しょう症は少し違います。 整形外科的には骨塩量が減少してしまって腰の骨などが圧迫骨折した状態を骨粗しょう症と言います、これに対し産婦人科では骨塩量が減少してきてこのままでは圧迫骨折を起こしてしまう恐れがある場合を骨粗しょう症と言います。したがって整形外科的に骨粗しょう症と言われる状態ではもはや治療のやりようがありません。痛みを取るための薬を使用する程度でほとんどは寝たきりになってしまいます。こうなる前に治療しようと言うのが産婦人科の骨粗しょう症の治療です。 骨塩量の減少は更年期の時期に始まります。この時期の約10年間に骨塩量は一気に減ってしまいます。ただし自覚的には何もないので自分は骨には問題ないと思っている人がほとんどです。骨塩量を測定しますと減少しているのがわかることがありますが、仮に骨塩量に異常がなくても女性であれば更年期以降骨に関しては最大の注意を払うべきです。 骨粗しょう症の進行はゆっくりですが、老年期になって骨折という形で突然やってきます。年とってから元気に生活するために骨は非常に重要です。つまづいて手をついただけで骨折する人もいます。そうなると手がうまく動かなくなるので、いろいろなことがつい億劫になり、また出かけるのも億劫になってしまいます。ますます体の調子を崩し、挙句に寝たきりになりやすいのです。特に足を骨折した場合はほとんど寝たきりになってしまいます。やはり女性ホルモンをとりつづけることが骨の健康のためには最良の方法です。 |
